人は生きるのに衣・食・住を基本としています。そこに「美容」は入らないが故、美しくなることを後回しにしてしまう女性が多くいます。ここではそんな女性たちのために、お金のかからない美容法をご紹介します。

ビンボー女子と美容に気を遣う女子

美容に良い食材を食べて治療と同様の恩恵を受ける

医食同源の考えを適用すれば、食材を治療のために活用して、結果的には美容を促進することも可能です。この理論は中医学の分野で発展し、薬膳料理としての完成度を高めました。薬膳を細かく分類すれば、食養生なども含むことになるため、一般的な食材に五性や五味の理論を踏襲することが可能です。

皮膚の冷えが気になる場合には、温性の食材を用いて、体全体の自然治癒力を高めることが大切です。消化に良い粥には、枸杞子や生姜を加えれば、美容にも優しい料理となります。冬の季節には、甘みが豊富なカボチャを粥に入れて、ビタミンAを豊富に摂取することもおすすめです。カボチャは夏野菜ではありますが、薬膳では温性に分類されるため、冬至の日に食べて体にエネルギーを補給する伝統が根付いています。

古代インドでも伝統的な医学が発展し、食材によって美容を高める知恵も生み出されてきました。現代においては、カレー料理の完成度の高さが有名で、スパイスの有用性も注目されています。インド伝統のカレーには、美容を促進するスパイスとして、ショウガやウコンなどが含まれています。独特な辛味は唐辛子によるものですが、有効成分のカプサイシンを含むことで、デトックスの作用も強く働くようになります。暑い夏にはカレーを食べれば、発汗によって新陳代謝が高まり、美容にとっても良い影響があります。

近代化以前の日本では、医学が未発達でありながらも、伝統的な食事によって病気に対処していました。江戸の町では、納豆汁が万能薬として珍重されて、多くの人々の不調を治してきました。納豆の有用性は現代でも注目度が高く、美容やダイエットのために食べる人も少なくありません。他の病気の治療中で体力が弱っていても、納豆を食べればスタミナが復活し、お腹の調子も良くなります。